2014年1月29日水曜日

赤い車 青い車 不動産・財産・借金・コンサル・知多市

関心のある自動車があると(例えば 購入を検討している等)
街中で その自動車ばかり見つけてしまう事ってありませんか?

これと似たことが 問題解決の時にも よく起こります

仮に 今 困っている事があって ここから車で脱出しようとしています
赤い車 に乗ると 困り事が 益々ひどくなる場所に行ってしまう
青い車 に乗ると 困り事が 解決しやすい場所に行ける
・・・としましょう

原因にもよりますが 今 困っているということは
少なくとも 今回は 赤い車に 乗ってしまいましたが
今までも 赤い車に 乗りがちだったと 思い当たる事があります
(楽で やさしくて 嫌な事がなくて 乗り心地も悪くはなかった?)
(そもそも 自分の目には 赤い車と映らず 青い車に見えた?)

その人は 赤い車に とても関心があるのと 乗り慣れているせいで
なぜか 赤い車 ばかり目に飛び込んできます  せっかく  
青い車が近づいてきても 気付かなかったり 乗り遅れたりします

道に迷ってしまって 何とか 車で 脱出しなければと 思っています
様々な色の車が 目の前を通り過ぎていきますが 青い車は見えません

その内に焦ってきて どの車に乗ったらいいのか分からなくなってきます 
そこで つい 見つけてしまった 赤い車に すがる様に乗ってしまう

そして だんだん 青い車が 少ない場所へと 行ってしまいます

気をつけましょう!(自戒を込めて)
「赤い車」  「赤い相談相手」

逆に、青い車ばかり見つけてしまう人は( 実に 羨ましい!)
たまには 他の色の車に乗ってみるのも良いのでは?
今まで 経験できなかったような風景も見えてくると思いますが・・・

2014年1月23日木曜日

愚者は経験に学ぶ 不動産・財産・借金・コンサル・知多市

週刊SPA!(扶桑社)の1月28日号で
40歳を過ぎて転落する人には 驚くほど似た
性格、金銭感覚、ライフスタイルがある
「新型貧困に陥る人の共通点50」
という 特集が掲載されていました その記事の中で

40歳過ぎて 貧困に陥る人たちに共通の「見通しの甘さ」
・ 臨時出費用に貯金をしていない
・ 経済的に困窮し始めたとき 見て見ぬふりをしてしまった
・ 今の収入が維持できるという根拠のない前提で 貯金できず浪費していた
・ 「将来はどうにかなるだろう」と楽観視してきた
・ 次が決まってないのに会社を辞めたことがある
・ その場しのぎでした借金の返済に苦しめられている
・ 一攫千金を狙って投資や儲け話に手を出し、失敗したことがある
となっていました 更に

刹那的・衝動的ゆえに 貧困に陥る人の共通点
・ 「やりたいことを我慢する人生なんて嫌だ」と趣味や娯楽にお金を使い続けてきた
・ 長く使えるようメンテナンスをするのを怠ってしまう
・ 「今買わないともう買えないかも」という焦りから買い物することがある
・ オプション(トッピング等)をつけないと気がすまない
・ 割安価格帯のものより欲しいランクのものを手に入れたい
・ はやっているものは欲しくなる
・ 絶対に損するとわかっていても 面倒くさくて放置しておくことがある
・ 「あの時 浪費しなければよかった」と思うことがある
・ テンパリ癖がある
・ 欲しいものはお金がたまるまで我慢せず ローンの手数料を払ってしまう
・ いくら使ってもいいと思える趣味を持っている
・ カードの支払金額は明細がきて 初めて把握する
・ これをやめたらいくぶん余裕ができるとわかっていてもやめられないことがある
・ totoやBIGや宝くじをよく買っている
・ 手数料のかかる分割払いやローンを複数回利用したことがある
・ 事故を何度か起こしたことがある
・ 友人知人に10万円以上貸して 返ってこなかったことがある

これら全てを 逆にキチンとできている人って 「スゴイッ!」と正直思います

実は 私 立ち読みして 「ドキッ!」 思わず購入してしまいました
今は 過去を反省して 極力 気を付ける様にしていますが
自分自身 結構たくさん 思い当たる節があったからです

これって 他人の事だと 客観的に よく理解できて 納得できるけど
自分の事だと ついやっている人って 割といるんじゃないでしょうか
というか 「分かっちゃいるけど 止められない」って事ありませんか?

脳科学的にも
脳は快楽が大好き 快楽が欲しい でもお金が無い 我慢をする
ストレスが溜まる 我慢できずやってしまう 快楽を得るが後悔する →   
更にストレスが溜まる ストレスを解消するのに更に快楽が欲しくなる
最初に戻ってしまって繰り返す やめるどころか益々やってしまう悪循環

意思が強く 合理的判断が できないのも 普通に仕方ないとも思います
自営や経営者の人も その時々は よく考えてから 決断して実行しても
結果的に やるべきでなかった事を 結構 やってるような気がします

確か ドイツ帝国の鉄血宰相「ビスマルク」(1815~1898)が
「愚者は経験に学び 賢者は歴史に学ぶ」
Nur ein Idiot glaubt, aus den eigenen Erfahrungen zu lernen.
Ich ziehe es vor, aus den Erfahrungen anderer zu lernen,

 um von vorneherein eigene Fehler zu vermeiden
愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。
私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、
他人の経験から学ぶのを好む。(直訳)

と言ったそうですが 戦争や災害等 「生死を分ける」場合はともかく
個人的な「お金」に関しては むしろ(できれば早目・軽目に失敗して) 

「経験に学んだ愚者は 偉くて 強い もはや愚者にあらず」と思います
でも!「 言うは易く 行うは難し」・・・だから 愚者か!
「分かっちゃいるけど 止められねえ」(スーダラ節)って事ありませんか?

「オットー・フォン・ビスマルク」(1815~1898)



2014年1月8日水曜日

あなたが 欲しいもの 不動産・財産・借金・コンサル・知多市

今まで 拝読した本や 拝聴したセミナーで
何度か出てきた 一見相反する二つの言葉があります
 
どちらの言葉も 私は 深く納得してしまいましたので
ご紹介したいと思います
 
細部は異なっていましたのと どなたが最初に仰ったのか
私には判断できませんので ご容赦ください
 
「あなたが 欲しいものは すべて あなたの中にある」
 
「あなたが 欲しいものは すべて 他者が持っている」


如何でしょうか お役に立ちましたでしょうか


 

2014年1月4日土曜日

それは 難しいですね 不動産・財産・借金・コンサル・知多市

「それは 難しいですね」
仕事をしていると しばしば この言葉に出会います

この言葉が出る時の多くは
「難しいけど 何んとかします」
というより
「やった事が無いので やめておきたい」
「割に合わないので もっと簡単に済ませたい」
「断定せずに やんわりとした表現で 断りたい」
という その方の気持ちを 私は感じてしまいます

私なりに考えてみると 多分
学校や塾で(最近の事は分かりませんが 私が学生の頃は)
・ 先生から 丁寧に (当然のように)問題の解き方を教えてもらえる
・ 正解は一つ それ以外の答えは 間違いで 評価されない
・ あまり考えずに質問するのは良いが 考え込んで答えないのはダメ
・ 試験の時に 真っ先に簡単な問題から解いていく(点数を取るため)
 難しい問題は後回しにして 時間が無ければ解けなくてもよい
という経験を ミッチリ積んできているのと

社会に出てからも 新人の頃に
同じような経験を積んでいる事が多いからではないでしょうか
・ 相手の質問に答えるべき時に 逆質問をして 答えを探ろうとする
・ 批判や失敗の可能性が低い 前例のある確実で無難な行動をとる
・ 時間に追われて 手間をかけたり 考えている 余裕がない
・ 特に 重大な局面では 手っ取り早い 安全策を 採用したくなる

難しい事にかまけて 簡単な事が できていないと 評価されません
そこで 難しい事は 放置されてしまうことに なりやすいものです
学校でも社会でも うまくやっていくには このように考えやすくなります

私自身 できない事が多くて 立派な事は とても言えませんが
ヘソ曲がりの性分のせいか 事実上の一人会社であるせいか
「難しい」と言われると「何んとかできないだろうか」と思ってしまい

営業的には「そうですよね 難しいですよね」と言うべきところを
「どんなふうに 難しいと思われるんですか?」と突っ込んでしまって
相手の方から 煙たがられてしまう事が よくあります(反省)

仕事や人生で 運良く 難しい事を避け続けて 済めば良いのですが
いざ 不運や困難に直面した時には
簡単な問題をいくら解いても 核心的な難しい問題が解けないと
乗り切れない場合も あるのではないかと思います

そんな時には 常日頃から
少しずつ難しい問題を 敢えて 解いていると役に立つと思います

どこで聞いたか忘れましたが(真偽の程も分かりません スミマセン)
板を 拳で突き破る時には 「板そのもの」に気を取られるのではなく
「板の先の空間」に向かって 思い切り 突いた方が 板は突き破り易い

難しい事や困った事や壁(スランプ)に 運良く! 出会ってしまったら
その事ばかりに 意識を向けて 悩んでいるよりも 

それを突き破った後の事を想像して 方向を間違えず 思い切って
突いてしまう事に 意識を集中させるか
いっその事 一旦迂回して 方向を変えてから 前進する事に
意識を向けた方が 良いのではと思います

それには 日頃の訓練で 技能と判断力の習得が必要だと思います
くれぐれも 無謀な行動をとって 大怪我をなさいませんように・・・
自戒を込めて   テルーの唄 手嶌葵 ゲド戦記

2014年1月3日金曜日

一年の計 不動産・財産・借金・コンサル・知多市

知多市では元旦から晴天で温かい日が続いていますが
私は 家族揃っての初詣で以外には ほとんど外出もせず
この3日間で 次の本を 読んでみました
(著者の敬称略 題名の下段はサブタイトル)

一瞬で自分を変える言葉 ・・・清水 康一朗 角川フォレスタ
  アンソニー・ロビンス 名言集
なぜ、間違えたのか? ・・・ロルフ・ドぺリ サンマーク出版
  原題:DIE KUNST DES KLAREN DENKENS
  誰もがハマる52の思考の落とし穴

5年で売上げ2倍の経営計画をたてなさい ・・・小山 昇 中経出版
  これまでと同じやり方では、会社は潰れます!
社長は会社を「大きく」するな! ・・・山本 憲明 ダイヤモンド社
  安易な「拡大戦略」では会社は10年続かない

ビジョンがあればプランはいらない ・・・夏野 剛 中経出版
  夏野式 自分の殻を破る40の言葉
溶ける ・・井川 意高 双葉社
  大王製紙前会長 井川意高の懺悔録
破綻 ・・・林原 靖 ワック
  バイオ企業・林原の真実

不動産ビジネスはますます面白くなる ・・・ニッセイ基礎研究所 日経BP社
  成熟市場で成長の芽を見いだす
グローバル化時代相続税対策 ・・・奥村 眞吾 清文社

どの本もとても 良い内容だと思いました それはともかくとして
年末に書店で 何気なく選んで買ってきたのですが
このブログを書き出して 並べていたら 面白い事に気付きました

その1・・・自分自身の問題意識が 知らず知らずに現れている
その2・・・一見相反するような内容の本を それぞれ買っている
      赤字の本は積極的・アクセル・陽 で 青字の本は消極的・ブレーキ・陰
その3・・・社長は会社を「大きく」するな! は前に一度読んでいましたが
       今日 知らずに再読していました(多分バランスを取りたかった)
                  最初の拝読後に 山本憲明様のセミナーも実際に受講しました

無意識に 行動したり 考えているようですが
私自身の 問題への意識や迷いが よく分かってしまいます
その反面 バランスと客観性 を感じさせる行動 とも言えます

ということで 今の私は 混迷した葛藤理解している状態だと思われます
これから 世間が動き出す 1月6日位まで
顕在意識と潜在意識の両方で考えて(悩んで)みようと思います
多分 ズーッと 解決はしないでしょうけど・・・

そういえば
「一年の計は元旦にあり」 と言いますが この言葉の意味するところは
「物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てるのが大切だ」
ということなんだそうです ところが 前出の 夏野 剛氏は
「ビジョンがあれば プランはいらない」
と仰っています さあ 困った! どうしましょうか?

ちなみに この後 読み始めるのは 次の本です
・脳のなかの天使 ・・・V・S・ラマチャンドラン 山下篤子訳 角川書店
  原題:The Tell-Tale Brain
  人間は、なぜ美を感じるのか? 「特別」な生物なのか?